ゴルフ場に現れた“防弾カート”。それはトランプ大統領の特注車だった——。
出典元:Yahoo!ニュース
アメリカのドナルド・トランプ大統領が、自身のゴルフ場で使用している防弾車両「ゴルフ・フォース・ワン」がネット上で話題になっています。あまりに物々しいそのビジュアルに「ゴルフのレベルじゃない」と驚きの声が続出。果たしてこれはトランプだけの特注車なのか、それとも他のセレブも使っているのか?今回はこの謎に迫ります。
ゴルフフォースワンとは何か?驚きの正体に迫る
まるで映画の世界?黒光りする防弾ゴルフカー
2025年7月末、スコットランドの「ターンベリー・ゴルフリゾート」でゴルフを楽しむトランプ元大統領の背後に、異様な車両が確認されました。黒く塗装され、どっしりとしたシルエットのこの車両は、なんと防弾仕様のゴルフカート。各メディアはこれを、米大統領専用機「エアフォース・ワン」になぞらえて「ゴルフ・フォース・ワン」と名付けました。
モデルは「Ranger XP」?ビースト級の改造仕様
出典元:ポラリスジャパン
この車両のベースとなったのは、米ポラリス社のUTV(多目的車両)「Ranger XP」。スペックは以下のとおり:
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エンジン:999cc/82馬力
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最大積載量:約450kg
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最低地上高:約30cm
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タイヤサイズ:29インチ
防弾ガラスに覆われたウィンドウ、強化された骨格、警護員を乗せられる広い後部座席スペースなど、まるで軍用車のような改造が施されています。まさに**「ビースト級」のゴルフカート**です。
「基本的には米大統領専用車『ビースト』と同様の仕様」
ー USA TODAY
https://www.usatoday.com
なぜゴルフに防弾車?その理由と背景とは
大統領経験者という立場上、トランプ氏には依然として厳重な警備が求められます。特にゴルフ中はオープンな空間に長時間さらされるため、万が一のリスクが高くなります。
また、トランプ氏は2024年に暗殺未遂事件を経験したばかり。こうした背景から、これまで以上の警備強化は不可避だったとみられています。普段の生活から気が抜けないのが現実なんですね。
ゴルフフォースワンはトランプ専用車?
他に持っている人はいるのか?
出典元:usatoday.com
現時点でこの「ゴルフ・フォース・ワン」級の防弾ゴルフカートを所有していると報道された人物は、トランプ氏のみです。
エルビス・プレスリーやジェイ・レノなど、かつては派手なカスタムカーを所有していたセレブはいますが「防弾」かつ「ゴルフ用」というニッチすぎる組み合わせは前代未聞ですね。
セレブ所有車と比べてみたら
これまでセレブが所有してきた車両には:
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ブガッティ・ヴェイロン(3億円)
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メルセデス・マイバッハ防弾仕様(2億円超)
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ケビン・ハートのカスタム・ビンテージマッスルカー
などがありますが、ゴルフ用でありながら防弾+警備対応+UTV改造という車は、唯一無二と言ってよさそうです。
カスタムオーダー車の入手難易度と価格帯
「ゴルフ・フォース・ワン」の正確な価格は公表されていませんが、Ranger XPの標準価格が約600万円だとして。
そこから防弾化(約1,000万円~)、警護システム(500万円~)、内外装の特注カスタム(500万~1,000万円)を加えると、推定総額は3,000万円~4,000万円以上と見られます。命を守る金額としてはお安い金額だとトランプ大統領なら言ってそうですね。
セレブ所有車の最新事情とは
金に糸目をつけない防犯対策
最近では著名人を狙った事件も増えており、車両の「防弾化」や「耐爆化」は富裕層にとって常識になりつつあります。ハリウッドでは「命を守る車は資産」という認識も広まりつつあり、民間向けのカスタム防弾車ビジネスが拡大中です。
防弾・耐爆仕様車は意外と人気?
特に中東や南米では防弾SUVの需要が高く、各国のセレブやVIPは「見た目は普通、でも中身は戦車」という車を愛用しています。
日本国内でも、某芸能事務所幹部が防弾仕様のレクサスLSを使っているという噂もありました。
一般人でも所有可能?レンタルサービスも登場
最近では防弾車のレンタルサービスも登場しており、特別なイベント時に「見せ車」として借りる富裕層も増えています。
ただし、購入・登録に際しては輸入制限や改造規制があるため、日本で個人が保有するのはかなりのハードルがあります。
ネットの反応と世界の声
X(旧Twitter)での皮肉と驚きの声
「さすがトランプ、ゴルフでも戦車級w」
「防弾カート…そこまでする?」
「自分のゴルフ場で自分を守るってすごい矛盾」
SNSではツッコミと驚きが入り混じった声が多く見られました。
海外メディアの反応と報道傾向
英インディペンデント紙やCNNなども「異様なセキュリティ」として取り上げていますが、アメリカの保守系メディアでは「当然の対応」と擁護のトーン。
特にFox Newsは「トランプは命を守るために投資している」と報じています。
日米で違う?セレブの防犯に対する価値観
日本では「そこまでする必要ある?」という声が多い一方で、米国では「自己防衛は当然」という意識が強く、富裕層のセキュリティ意識にも国民性の違いが見え隠れしています。
最後に
今回紹介した「ゴルフ・フォース・ワン」は、性能・価格・話題性どれを取っても“トランプらしい”セレブ所有車でした。
現時点でこの車両はトランプ専用の特注モデルと見られ、同様の防弾ゴルフカートを持つ人物は確認されていません。
「ゴルフですら防弾」の世界は、一般人にとっては想像を超えるものですが、こうした情報を通じてセレブのセキュリティ事情や車両カスタム文化に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
私は車で通勤していますが、やはり大きなトラックに突っ込まれても潰れない車体ならいいなあと考えてしまいます。これが標準仕様ならいいなとか、水の中に落ちても必ず浮いてくれたらいいなとかついつい考えてしまうのです。人は常に危険と隣り合わせですが、無事に過ごせることに感謝!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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