出典元:Yahoo!ニュース
「はい〜」のフレーズでおなじみのお笑い芸
人・やす子さんが、なんとクレジットカード
の不正利用被害に遭っていたことを自身の
YouTubeで告白しました。
しかもその内容が驚きで…
「自分が持っていない交通系ICカードに、定
期的にチャージされていた」というのです。
気づいた時にはなんと被害総額約20万円。
この事件が怖いのは、やす子さんが3年間も
気づかず放置していたこと。つまり、誰にで
も起こりうる日常の盲点だったんです。
今回はこの「やす子クレカ事件」を通して、
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不正利用に気づいたときの対応
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明細チェックの大切さ
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なぜ“持ってないカードにチャージできる”のか?
を分かりやすく解説していきます!
クレジットカード不正利用に気づいたらまずやるべきこと
出典元:Adobe Stock
やす子さんが異変に気づいたのは、ある夜届
いたカード会社からの通知。
「この利用はあなたですか?」という内容で、
調べてみたら交通系ICカードへのチャージ。
本人は「持ってないのに!?」と驚愕。
ここから、やす子さんは迅速に動きました。
✅すぐにやるべき3ステップ
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カード会社に連絡して、該当利用を報告・停止
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利用明細を徹底チェック
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警察に被害届を提出(今後対応予定とのこと)
特に大事なのは「すぐに連絡すること」。
時間が経つほど、返金や調査の対応が難しく
なります。
ちなみにやす子さんは全額返金されたそうで
すが、これはカード会社の対応と彼女の即対
応があってこそ。
不正利用が発覚したら、とにかく即・連絡・
確認・通報の流れを押さえましょう!
なぜ被害に気づけなかった?明細を見ないリスクとは
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やす子さんが驚くほど怒っていた理由のひと
つが、「まさか自分が…」という油断。
実はこの事件、3年間一度も明細を見ていな
かったことが背景にあります。
📌ちょっとの油断が命取りに…
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「自動引き落としだから大丈夫」
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「忙しいし、面倒だから見ない」
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「少額の支出だからスルー」
この“あるある”が、不正チャージの温床にな
ります。
実際、やす子さんのカードでは1回1万円のチ
ャージが週2回ペースで継続されていたとの
こと。
1回だけなら見逃しても、週2回ならかなりの
頻度。
「明細は最低でも月1チェック!」これが一
番の防衛策です。
“持ってないカードにチャージされる”のを防ぐ仕組みは作れないのか?
最大の疑問はここ。
「なんで、本人が持ってない交通系ICカード
に、チャージできるの?」
答えはシンプルで、カード番号さえ分かれば
チャージできてしまう仕組みだからです。
一部のオンラインサービスや連携アプリでは、
本人確認や名義照合を厳密にしていないケー
スもあります。
🔐不正チャージを防ぐために「今すぐできること」
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チャージ履歴通知をONにする
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自動チャージ機能はオフに
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利用上限額をあらかじめ設定
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アカウント連携の履歴を定期的に確認
さらに理想は、「交通系ICカード側で、本人
のクレジットカードと一致しないとチャージ
不可」という仕組み。
今のところ制度的に完全には整っていないた
め、まずは自分で防御する意識が大切です。
日本におけるクレジットカード不正利用被害額は
出典元:FLAT ICON DESIGN
2024年の日本におけるクレジットカード不
正利用被害額は、過去最高の555億円に達し
ました。このうち、番号盗用による被害が約
513.5億円と、全体の92.5%を占めています。
このような状況を受けて、2025年4月からは
暗証番号の入力をスキップするPINバイパス
が廃止され、すべてのEC加盟店で3Dセキュ
ア2.0の導入が義務化されるなど、セキュリ
ティ対策が強化されています 。
やす子さんのケースのように、持っていない
交通系ICカードへの不正チャージを防ぐため
には、以下のような対策が考えられます。
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チャージ対象のICカードを事前に登録する仕組み:クレジットカード会社の管理画面で、チャージ可能なICカードを事前に登録し、それ以外のカードへのチャージを制限する。
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チャージ時の本人確認の強化:チャージを行う際に、ワンタイムパスワードや生体認証など、追加の本人確認を求める。
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利用明細の定期的な確認と通知設定:クレジットカードの利用明細を定期的に確認し、不審な取引があればすぐに対応できるようにする。また、一定金額以上の取引があった場合に通知が届くよう設定する。
クレジットカード会社や交通系ICカードの発
行元が、これらの対策を導入することで、不
正チャージのリスクを大幅に減らすことが期
待されます。また、利用者自身も日頃から明
細の確認を怠らず、不審な取引があれば速や
かにカード会社に連絡することが重要です。
【まとめ】“ちょっと面倒”が命取り!やす子事件から得られる教訓
出典元:Instagram
やす子さんのクレカ不正利用事件は、「芸能
人だから狙われた」のではなく、明細を見な
かった誰にでも起こりうる事件でした。
被害総額は20万円。でも、それより怖いのは
「気づかないまま使われ続けること」。
今回の教訓はシンプルです。
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明細は絶対に確認するクセを!
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通知設定やチャージ制限を活用!
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「持ってないカードにチャージ」なんて許されない社会を目指す!
今すぐスマホを開いて、自分のカード利用履
歴をチェックしてみましょう。
あなたのカード、誰かに“勝手に”使われてな
いですか?
キャッシュレスな世の中は一見ストレスフリ
ーですが、裏を返せば危機管理が薄れるとい
うことになりかねません。魔の手はすぐそば
にあるということを忘れずに対策しましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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