出典:ORICON NEWS
全国の刑務所で受刑者が作った作品の展示、
販売をする「全国矯正展」が始まりました。
2015年から法務省の矯正支援官を務めて
いるEXILE ATSUSHIさんが刑務官の制服姿
で「素敵なものがたくさんあるので今日1日
楽しんでいってください。」と挨拶をされて
いました。私が驚いたのは矯正支援刑務官と
して活動されていることです。もう8年も活
動を続けられていたんですね。一体どんな活
動をされているのでしょうか。
ちなみにATSUSHIさんはガラスのペンとお
茶を購入されたそうですよ。
ガラスペンと、ペン置きのセットで4200円
から6050円程度するらしいです。どんな書
心地か使ってみたいです。
出典:FACEBOOK
矯正支援刑務官とは
犯罪や非行をした人の改善更生を応援し,また,犯罪や非行をした人の改善更生や円滑な社会復帰に対する国民の関心を高め,直接・間接的に犯罪防止に協力してもらえる社会的土壌の更なる醸成を目的として,平成27年4月に「法務省矯正支援官」の制度を設けました。
法務省矯正支援官には,矯正展におけるテープカットや,刑事施設又は少年院を訪問し,講演等を通じて,矯正の活動に対して御協力いただく予定です。法務省公式Xより
矯正支援刑務官になったきっかけは?
出典:ORICON NEWS
2011年の東日本大震災後、被災地を訪問
したときに、少年刑務所に足を踏み入れた
のことがきっかけで、帰る家のない子供た
ちがいる事を知り、自分に何かできないか
と思ったそうです。もいしかしたら、自分
もそちら側にいたかもしれない、全く他人
事ではないと。それにしても、そこから現
在までその気持ちを持ち続けて活動するこ
とは、私たちには簡単にできることではあ
りません。ATSUSHIさんの熱い気持ちが
伝わって生き方を変えられる方も多いので
はないでしょうか。少しでも将来に希望を
持つことができたら、生き方も変わります
よね。
矯正展の目的
矯正作業製品の展示、販売を行い、作業や教
育プログラムを紹介し受刑者や少年たちの更
生への取り組みを伝える場です。社会と連携
しながら受刑者や少年たちの更生を支援して
いる事を示す場でもあります。参加者にとっ
ては矯正行政について知る機会となります。
社会全体が再犯防止という観点からも受け
入れ態勢が必要という事になります。
売上金はなにに使われるのか
売上金額は大都市で行われるものと、地方で
行われるものとで大きな違いがあります。大
都市では何千万、地方都市では数百万くらい
とのことです。売上金の一部は受刑者の報酬
として分配されます。社会復帰時の支度金や
被害者の賠償金に充てられるそうです。その
他矯正施設運営費、被害者支援、犯罪防止活
動にも活用されます。
お父さんも支援活動をしていた
BARを経営されていたお父さんですが、
実はボランティアにも熱心で、行き場のない
元受刑者の生活支援を行うNPO団体で、ボラ
ンティアスタッフとして働いていたことがあ
るそうです。見た目が怖かったみたいですが、
実はとても優しい人だった・・ATSUSHIさ
んに共通するものがありますね。
あとがき
体調を崩されてから公の場が2年ぶりとのこ
とですが、元気になられて本当によかった
です。これからも無理をされないように活
動を続けてほしいです。矯正支援官として、
EXILE ATSUSHIとして、どこでも優しい歌
声を届けてほしいですね。
購入されたガラスペンは自分で使われるのか、
誰かにプレゼントされるのかどちらでしょう
ね。
最後まで読んでくださりありがとうございま
した。
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