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タレントの上沼恵美子が15日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』に出演。おせち料理の話題になり、15年前に20万円するおせち料理を注文したことがあるが内容的にはダメだったと明かされました。20万も出して注文するんだと驚きなんですが、 上沼恵美子ともなると大した金額ではないのでしょう。結婚祝儀に30万包んだことがあると12月8日同番組で話されていましたよね。20万もするおせちについて「全然(ダメ)。桐の箱だっただけ。中身なんにも食べるもんなかったわ。何じゃこりゃ思った。20万やで」と語気を強めて酷評したと報じられました。果たしてそれほどの金額を出して、中身がしょぼいとかありうるのでしょうか。これからおせちを買おうかと思っている方もいらっしゃると思いますが、どうしたらハズレを引かずに新年を晴れやかに過ごせるのでしょうか。不味かった理由を探ってみたいと思います。
桐の箱の特徴
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ネットで2000〜5000円程度で購入できます。
桐箱は高級感が出ますよね。桐箱のメリットは以下のようなものがあります。
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- 湿気を嫌う物の保管に適している
- 防虫・防カビ効果がある
- 軽くて割れにくい
- 火に強い
- 気密性が高い
- 中のものを傷つけない
- 見た目が美しい
- 和・洋両者の空間に馴染む
デメリットとしては年数が経つと黒く変色すること。
桐のなかには、タンニン、パウロニン、セサミンという樹液が多く含まれています。この樹液が防虫効果を発揮するのですが、この樹液成分は永い期間、空気に 触れると桐を淡黄食から段々と黒色に変色させるのだそう。
黒く変色するのは残念かもしれませんが、桐の木自身がシロアリや腐りから身を守っている証ですから、なんだか愛おしいですね。
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桐箱のメリットを見ると美味しいはずのおせち料理ですが、どうして不味かったのでしょう。
高価な割に不味い理由
保存性優先の調理法
おせちは正月の間に料理をしなくても済むように保存性を重視するあまり、味が濃くなりすぎたり、調理法が限定されるため風味や食感が損なわれる場合があります。必然的に合成保存料が多く入っているかもしれませんね。
大量生産による品質の低下
おせちは多くの場合、数日前に作られ冷凍や冷蔵保存されて配送されます。この過程で食材の風味や食感が損なわれる場合があります。特に冷凍の仕方によっては味が悪く感じられるようです。
過程でも冷凍した後の食品の味が変わった経験は誰もがあるのではないでしょうか。
価格に含まれるブランド料や装飾料
高額なおせちの価格には、高品質な食材だけでなく、パッケージや装飾、ブランド名などの料金が含まれていることがあります。見た目やブランドに対するコストが高い分実際の味が期待はずれということがあります。
好みの違い
おせち料ちは伝統的な味付けが中心で現代の食生活や好みと合わない場合があります。不味いと感じるのはただ単に自分の好みに合わなかった・・ということもありうるでしょう。
期待値とのギャップ
高額なおせちは見た目が豪華で、価格も高い分期待値が非常に高くなります。そのため少しでも満足できない要素があると「不味い」と感じる傾向があります。これもよくわかりますね。見た目は本当に美味しそうに見えます。桐の箱に入っているとなると期待感がより一層高まります。
美味しいおせちを選ぶには
出典:pakutaso.com
- 購入前のリサーチをしっかりと行う。
- 冷凍ではなく手作りの地元製造のおせちを選ぶ。
- 価格やブランドにこだわらない。
やはり手作りに勝るものはないということですね。便利な世の中にはなったけれど、しっかりと物を選んでおかないと新年の始まりが台無しになってしまいます。日本の正月はおせちを家族、友達と一緒に食べて良い年を迎えましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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