出典元:吉本興業
突然の活動休止、そして病名の公表──。
人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんが、長期の休養を経てテレビに戻ってきました。ただその姿は、以前とは少し違う「声が出ない河本準一」。なぜ彼がそんな状態にまで追い込まれたのか? その背景には、彼の元々の性格や芸風が少なからず関係しているのではないか…と注目されています。
この記事では、河本さんの性格や芸風、そして休養に至った経緯や復帰の裏側までを多角的に掘り下げていきます。
河本準一の突然の休養に至った原因や背景とは?
出典元:Yahoo!ニュース
2024年2月、河本準一さんは体調不良を理由に突如、芸能活動を休止しました。関係者やファンの間でも「直前まで普通にテレビに出ていたのに」と驚きの声が広がります。
そして約4カ月後の6月、本人のSNSを通じて発表されたのが──
「パニック障害とうつ病を患っております」
(引用元:デイリースポーツ)
8月2日放送の『痛快!明石家電視台』(MBS)では、復帰後初のテレビ出演を果たしましたが、そのときの様子は次のとおり。
明石家さんまさんは「前日までこの番組で大きな声を張り上げていた。俺もニュースで知った」と、突然の休養に驚いたことを明かしています。
当日の放送では、声が出せず、ひな壇で超小声で話す河本さんに対し、出演者たちが一斉に「声!声!」とツッコミを入れる場面も。その後、さんまさんの軽妙なやりとりにより少しずつ笑顔が戻ってきました。
河本準一の性格が抱えていた危うさとは?
出典元:Yahoo!ニュース
河本準一さんといえば、「オーバーリアクション」「早口」「一人で暴走するツッコミ芸」が代名詞の芸人。
バラエティでは「空気を読まない」「うるさいキャラ」として扱われることもあり、共演者からいじられることも多い存在です。
しかし、そうした“お笑いキャラ”の裏にある素の性格は、意外にも繊細で真面目、そして責任感が強すぎるとも言われています。
実際、過去には生活保護に関する問題で世間から厳しいバッシングを受けた経験もあり、その後はテレビ露出が減少。あれ以降、どこか「頑張りすぎて空回りする河本」が強調されるようになりました。
芸風と精神のギャップがストレスに?
舞台上で「全力で笑いを取る」芸風を持つ河本さんにとって、それが“キャラ”ではなく“素”に近いというのが、むしろ本人を追い詰めたのかもしれません。
ふざけたように見えても、その裏では「求められる期待に応えねば」というプレッシャーがのしかかっていた可能性があります。
病気を理由に休養した場合のテレビ復帰の段取りとは?
芸能人がパニック障害やうつ病など心の病を理由に活動を休止するケースは、近年では珍しくなくなってきました。
しかし復帰には慎重な判断が求められ、以下のような段階を踏むことが多いです。
一般的な復帰ステップ
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医師による安静・療養指示
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少人数の現場での慣らし復帰
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メディア露出が少ない仕事(ラジオやナレーションなど)から再始動
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スタッフや共演者の理解ある番組での段階的な復帰
今回の河本さんのケースでは、「明石家電視台」という古巣の番組、そしてさんまさんという信頼できる先輩がいる現場からのスタート。
これはまさに理想的な“慣らし復帰”の形といえるでしょう。
パニック障害とうつ病を経験した芸能人の復帰例は?
実は、芸能界でも同様の症状を経験した人物は少なくありません。以下は代表例です。
同じような経験をした芸能人
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中川家・剛さん:パニック障害を公表し、一時は芸人引退を考えたが、現在は第一線で活躍中。なんでもテキパキこなさないと気が済まない性格なんだそう。
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KinKi Kids・堂本剛さん:突発性難聴とパニック症状を乗り越えながら、音楽活動を継続。周りの空気を読み過ぎるが故に自分を押し殺して仕事をしていたのか、仕事のストレスが原因だったと言われています。
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IKKOさん:パニック障害を乗り越え、今ではメイクアップアーティスト、タレントとして活躍。完璧主義者だったようですね。
復帰への道は、「無理せず、自分のペースを大切にすること」。
自分を大事に思う気持ちを持って、河本さんも今後、焦らず自分らしさを取り戻していける環境が整っていくことを願いたいです。自然体でいられる時間を大切にしたいですね。
まとめ
出典元:Yahoo!ニュース
突然の休養から復帰した河本準一さん。
その背景には、彼の繊細な性格や芸風とのギャップ、そして過去の経験による心の負担が積み重なっていた可能性があります。
復帰初日の「声が出ない」姿は、単なる演出でも笑いでもなく、本人が今も病気と“お付き合い”している証拠でもありました。
芸人さんならではの「いつも元気でいなければならない」という空気の中ですが、これからも、河本さんらしいペースで進んでほしいと思います。
もし自分や身近な人が「無理してるかも?」と感じたら、声が出なくなる前に休む勇気を持ってください。笑顔の裏には、誰にも見せない苦しさがあるかもしれません。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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