出典:https://ddnavi.com/
「抗がん剤の影響で便の状態が不安定で、いつ出るかわからないんですね。朝早く起こされることもあるし、夜遅くに始末が必要なことも。下痢のときはポタポタと垂れてくるし、便秘のときは踏ん張っても出にくいから、肛門に指を入れて、便をかき出してあげるんです。そりゃもちろん手袋をはめてますよ」
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宮川大助・花子さんといえば、大助さんが
花子さん(多発性骨髄腫の治療中)の介護
をしながら漫才を続けていることで有名で
すね。最近のニュースでは、放射線治療後、
退院されて自宅に戻られたそうで、嬉しい
ニュースでした。そして驚いたのが、花子
さんの肛門に指を入れて便をかき出す
「摘便」をしていることを笑いを交えて
話されています。それに加えて尿道にカテ
ーテルを入れることまでされています。
介護施設や、病院では医療行為に当たる
ので看護師しかできません。在宅では医
療行為も家族ができてしまうのですが、
すごいことです。介護は家族が行うこと
が理想かもしれませんがで、現実はそう
簡単ではありません。それなのにお互い
笑いが絶えない介護って神の領域としか
思えません。この二人の関係をのぞいて
みました。
お二人のプロフィール
●宮川大助(みやがわだいすけ)
本名:松下孝美(まつしたたかみ)
生年月日:1950年10月3日
出身地:鳥取県
●宮川花子(みやがわはなこ)
本名:松下美智代(まつしたみちよ)
生年月日:1955年8月28日
出身地:大阪府
所属:吉本興業
二人とも同じ松下さんだったんですね。
二人の出逢い
1972年、大助さんは脱サラしてお笑い
の世界に。3年後芸人を辞めて新たな職
場(スーパーマーケットの警備員)で出
会ったのが花子さん。1976年めでたく
結婚されました。それからお笑いをどう
してもやりたい大助さんが、花子さんを
誘って夫婦漫才をすることになったそう
です。ちなみに花子さん、警察官をやめ
てからお笑いの世界に入っておられたそ
うです。二人がコンビを組むように出会
ったような感じですね。運命的と言いま
すか。
出典:manzai.ohmineya.com
漫才を始めたのは結婚3年目。お笑いへの夢があきらめきれなかった大助が結婚に続き2回目の猛アタックをして、花子を妻から相方にもした。舞台上の姿からは想像もつかないが、夫婦の主導権を握っているのは完全に大助。コンビにおける頭脳も、完全に大助。大助のスパルタ指導で、夫婦漫才の第一人者になった。しかし、その道中、88年には花子が胃がん。そして、2007年には大助が脳出血という大病も患った。
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二人とも過去に大病
誰でもそうですが、まさに人生山あり谷あり
です。神の領域に至るには乗り越えてきた壁
が想像を絶するのかもしれませんね。
花子さんの胃がんから始まり、大助さんの
脳出血、脊柱管狭窄症、花子さんが突然立
てなくなるなど大病を経験されています。
漫才が忙しくて自分の体は置いてきぼりだ
ったのかなと想像します。
大助さん腰の手術予定
「移動するとき、嫁はんの呼吸が整うまで同じ体勢で待っているんですが、僕も腰が痛くてしんどい……。だから病院の先生に相談して、今度はヘルニアを治す手術を受けることに。1か月くらい入院して調子が良くなれば、もっとラクに移動の介助ができる。そしたら嫁はんを車に乗せて買い物に行って、外の空気を吸わせてやりたいんですよ」https://news.yahoo.co.jp
ここまで妻に献身的な介護ができるなんて頭
が下がります。今まで漫才で苦労をかけたか
らと、さらりと言われますが、身体的にきつ
くなると精神も追い込まれるのが普通の人間
だと思います。腰の手術がうまくいくことを
願っています。
まとめ
夫婦漫才で数々の賞を受賞されている裏側
には花子さんの支えがあり、病気になって
初めて花子さんの存在の大きさに気がつい
たということでしょうか。しかしそれだけ
で介護はできませんよ。やはり神がかった
お二人ということですね。
これからも車椅子漫才で笑いを届けてください。
世の中の介護が明るくなりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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